アクチニックケラトーシス(日光角化症):症状・原因・治療法 - [クリニック名]
概要
アクチニックケラトーシス(AK)は、紫外線(UV)による長期的な曝露が原因で起こる、がんになる前段階の皮膚疾患です。日光はもちろん、日焼けサロンなど人工的なUV源でも発症します。AKは小さくざらざらした鱗屑(うろこ)状の斑点として現れ、色はピンク・赤から茶色・黄褐色まで様々です。主に顔、首、手、腕、脚など日光にさらされやすい部位に見られます。
リスク要因
- 肌が白いこと
- 日焼けの既往歴
- 屋外での仕事や活動が多いこと
- 日照の強い地域に居住していること
- 日焼けサロンの利用
- 免疫機能が低下していること
主な症状
- 小さくざらついた鱗屑斑点
- 赤、ピンク、茶色、黄褐色などの色調
- 乾燥した革のような感触
- かゆみや焼けるような刺激感
これらの症状が見られたら、早めに皮膚科医の診察を受け、正確な診断と治療計画を立てることが重要です。
治療法
- 外用薬:レチノイド、5‑フルオロウラシル、イミキモドなどを含むクリーム・ジェル・ローション。
- 光線力学療法(PDT):光感受性物質を塗布し、特定波長の光でAK細胞を破壊。
- レーザー療法:レーザー光で病変部を除去。
- キュアッテージ・電気焼灼(curettage & electrodessication):病変を削り取り、電流で焼灼。
予防策
- 紫外線が最も強い午前10時~午後4時は日陰を利用する。
- 長袖・帽子・サングラスなどの防護服を着用。
- SPF30以上の広域スペクトラム日焼け止めを使用し、2時間ごとに塗り直す。
- 日焼けサロンの利用を避ける。
- 定期的に皮膚科でチェックを受ける。
早期にAKを発見し適切に治療すれば、皮膚がんの一種である扁平上皮がん(SCC)への進行リスクを大幅に低減できます。
