ヘロイン依存がもたらす栄養失調

ヘロイン依存は薬物自体の危険だけでなく、食欲低下による栄養失調を引き起こすことがあります。

重要性

  • 栄養失調はヘロイン依存の直接的な症状ではありませんが、感染症や疾患、関節リウマチなどの合併症を悪化させます。食事から得られる栄養は免疫細胞の機能に不可欠で、欠乏すると免疫力が低下し、病原体に対抗しにくくなります。

特徴

  • 栄養不足のヘロイン使用者は体重が減少し、顔色が悪く、便秘などの消化器症状が現れます。また、筋肉痛や倦怠感も伴います。

合併症

  • 免疫力低下に加え、髪の成長が止まり抜け落ちる、身体の発育が停滞する、女性は月経が停止するなど、基本的な身体機能が失われます。歯の虫歯も起こりやすくなります。

治療

  • 栄養失調には点滴や高栄養価の溶液での補給が行われますが、同時にヘロイン依存そのものの治療も必須です。食欲不振は薬物が体内から抜け、依存が管理されるまで続くため、根本的なリハビリがなければ再び栄養失調に陥ります。

誤解

  • 長期のヘロイン使用者だけが栄養失調になると考えられがちですが、数日間食事を取らない、または栄養価の低い食事だけを続けるだけでも誰でも起こり得ます。

薬物依存 - 関連記事