自己の覚悟
多くの薬物使用者は自分の問題を否認しがちです。友人や家族、仕事を失うまで認めないこともあります。鏡に映る自分と向き合い、依存の実態を認めて初めて支援を受けられます。依存は身体的な渇望を伴うため、単なる意志力だけでは克服できません。覚悟は回復への第一歩ですが、これだけでは不十分です。
デトックス(体内からの薬物除去)
問題を認識したら、できるだけ安全かつ迅速に体内の薬物を排除する必要があります。デトックスは必ず医師の管理下で行い、バイタルサインを監視しながら進めます。施設での専門的な管理が望ましいですが、状況によっては家族や友人の支援のもと自宅で行うことも可能です。メサドンなどの薬物を用いた離脱症状の緩和や、徐々に薬物を減らす方法など、個々の状態に合わせたプランを医師と相談してください。
一日ずつ前進する
薬物が体内から抜けた後は、渇望の管理と、薬物がもたらした心身のダメージの修復が課題となります。カウンセリングや自助グループで問題を共有し、対処法を学びましょう。再発リスクの高い人物や場所は避け、健全な趣味や活動で空いた時間を埋めることが重要です。回復中の人は自らを「回復中」と呼びます。これは回復が終わりのないプロセスであることを意味しますが、時間と努力を重ねることで生活は徐々に改善していきます。
