耳が敏感になる理由とは?

原因

耳が敏感になる主な原因は、外耳道の皮膚の異常です。皮膚は非常に敏感で、たとえば一本の抜け毛などごく小さな異物でもかゆみを引き起こすことがあります。

乾燥した耳への感受性

耳には薄い天然の皮脂層がありますが、耳垢が十分に分泌されないと外耳道が乾燥し、かゆみや不快感が生じます。過度に綿棒で掃除するとさらに乾燥が進み、角質がたまりやすくなります。

自然な耳垢が少ない場合は、数滴の植物油(例:オリーブオイル)を耳に垂らすと潤いが保てます。また、定期的に耳鼻科で専門的なクリーニングを受けることをおすすめします。綿棒の使用は避けましょう。

補聴器による感受性

補聴器のプラスチック部分がアレルギー反応を起こすことがあります。また、補聴器が水分を閉じ込めて耳内に残ると刺激が増し、かゆいや痛みを伴うことがあります。外耳を常に乾燥させ、必要に応じて補聴器の形状や素材を見直すと改善できます。

皮膚疾患による感受性

乾癬、湿疹、アレルギー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎などの皮膚疾患は、外耳道にも症状を現すことがあります。耳鏡検査(オトスコピー)で診断し、ステロイド外用薬などで治療します。

心理的要因による感受性

ストレスや不安が原因で耳をかきたくなることがあります。これは自律神経の反応であり、過度に掻くと皮膚が傷つき、かゆみが悪循環に陥ります。

治療法・対策

上記の個別治療に加えて、基本的な対策として以下を心がけましょう。

  • 耳を清潔に保ちつつ、過度な掃除は控える。
  • 乾燥が気になる場合は、数滴のオリーブオイルや専用の耳用保湿剤を使用する。
  • 水に濡れた後はしっかり乾かす。
  • 綿棒や金属製の器具は使用しない。

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