大人の中耳炎(耳感染症)
中耳炎は幼児に多いとイメージされがちですが、大人でも発症します。ここでは成人の中耳炎の症状・原因・リスク・診断・治療法を分かりやすく解説します。
症状
- 聴力低下や耳の痛み、耳からの液体分泌が見られます。
- 体温が37.8℃(100°F)以上の発熱を伴う場合、最も考えられる原因は中耳炎です。
原因
- 風邪などのウイルス感染により中耳の粘膜が腫れ、鼓膜の裏に液体がたまりやすくなります。
- たばこの煙や大気汚染といった環境刺激も粘膜の腫れを引き起こし、感染につながります。
リスクが高い人
- 風邪や副鼻腔炎など上気道感染を抱えている人。
- たばこの煙やその他の空気汚染に頻繁にさらされる環境にいる人。
合併症
- 液体がたまり圧力が上がると鼓膜が破れることがあります。
- 多くの場合は自然に鼓膜が再生しますが、稀に外科的修復が必要になることがあります。
診断
- 医師は症状を聞き取り、耳鏡(オトスコープ)で鼓膜の裏側に液体がたまっているかを確認します。
治療
- 軽症の場合は自然に回復することが多く、アセトアミノフェンなどの鎮痛剤で痛みを和らげます。
- 症状が長引く、または重症の場合は抗生物質が処方されることがあります。
