航空機での耳の痛み(鼓膜)の対処法は?

飛行中に耳の奥(中耳)で痛みを感じるのは、気圧の変化により中耳の空気圧が調整できなくなるためです。中耳は鼓膜、耳小骨、そして鼓膜の裏側にある空気腔で構成され、気圧が急激に変わるとこの空気腔が影響を受けやすくなります。通常は飲み込む動作でユースタキア管が開き、鼻の奥と耳をつなげて圧力を均等にしますが、飛行中にこの管が十分に開かないと痛みが生じます。

自然な対処法

  • ユースタキア管を開くためにできるだけ飲み込みましょう。ガムを噛む、氷を舐める、水を飲む、ミントキャンディを舐めると自然に飲み込み回数が増えます。

  • あくびも管を開く筋肉を刺激します。降下時に眠ってしまうと飲み込みが減り、痛みが悪化しやすいので、意識的にあくびや飲み込みを行いましょう。

強制的な方法

  • 耳が特に詰まっている場合は「バルサルバ法」を試してください。鼻を指でつまみ、口に息を吸い込み、鼻を閉じたまま息を強く鼻の奥へ押し出すイメージです。軍用パイロットがよく用いる方法ですが、息を強く吹きすぎると鼓膜が穿孔する恐れがあるため、注意して行ってください。

薬や補助具

  • 去痰薬や血管収縮薬(例:スーダフェド)は、粘膜を収縮させ圧力調整を助けます。飛行の数日前と当日に服用すると効果的です。

  • 鼻スプレーも副鼻腔をクリアにし、圧力の平衡を促します。

  • EarPlanes のような特殊な耳栓は、中央に小さな穴があり、飛行中の圧力変化を緩やかに調整してくれます。

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