耳垢除去の安全な方法とツール

耳垢は自然に排出されることが多いですが、過剰になると耳の不快感や聴力低下の原因になります。綿棒やヘアピンなど小さな物を耳に入れると、耳垢が奥へ押し込まれ、耳道を傷つける恐れがあります。以下では、自己処理と医療機関での安全な除去方法を紹介します。

耳垢を軟化させる方法

ミネラルオイル、過酸化水素、ベビーオイルなどを2〜3滴ずつ耳に垂らすと、耳垢が柔らかくなります。1日2回、最大5日間続けてください。

耳道の洗浄

耳垢が軟化したら、温水で軽く洗い流します。頭を横に傾け、耳たぶを上げて耳道を平らにし、ゴム製のシリンジで数滴の水を注ぎます。水は自然に流れ出すように頭を傾け、タオルや低温のヘアドライヤーで乾かします。

注意すべき合併症

軟化や洗浄は数回の実施が必要です。症状が改善しない場合や、耳の痛み・出血がある場合は医師に相談してください。

イヤーカンディングは危険

耳の中に空洞のキャンドルを入れ火を灯す「イヤーカンディング」は、やけどや耳道の閉塞などのリスクが高く、医療機関でも推奨されていません。

市販の耳垢除去キット

ドラッグストアで購入できるキットは、使用手順が詳しく説明されています。正しい手順で使用すれば安全に除去できますが、不安な場合は医師に相談しましょう。

専門医による診察

耳垢の有無や量は医師の診察でしか正確に判断できません。耳の痛みや聴力低下があっても、他の疾患が原因の場合があります。

医師による専門的な除去

医師は小さなカーブした器具(キュレット)や水噴射シリンジ、顕微鏡下での吸引などを用いて耳垢を除去します。必要に応じて安全に処置が行われます。

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