前庭機能リハビリエクササイズ
カウソーン・クックシー運動
前庭障害の方がまず取り組むべき基本的なエクササイズです。簡単で費用はかかりません。理学療法士の指導のもと行うと効果的ですが、日常的に自宅で実施できます。
- 座位または仰向けで、目を左右に動かします。最初はゆっくり、次に速く20回ずつ。続いて上下に同様に20回。
- 腕を伸ばし、指先に目を固定したまま、指を顔の前で前後に動かす。
- 頭を前後に20回、次に左右に20回動かす。最初はゆっくり、次に速く行います。
- 座位で上記の目と頭の動きを行い、続いて肩を上げ下げし、円を描く動作を20回。
- ペンやクレジットカードなどを床に落とし、膝を曲げて拾い上げる。
- 立位で目・頭・肩の動作を繰り返し、目を開けた状態と閉じた状態で交互に座位・立位を5回ずつ行う。
- 小さなボールを目の高さより上で左右に投げ合い、次に膝の下でボールを手から手へ渡す。
身体活動
カウソーン・クックシー運動と同様に、姿勢変化を伴うレクリエーションがバランス機能の再訓練に有効です。ゴルフ、ボウリング、テニス、卓球、ラケットボール、ダンスなどが推奨されます。
バランスとリラクゼーション活動
ヨガや太極拳、その他の武道など、バランスを必要とする運動は不安感の軽減と平衡感覚の回復に役立ちます。
視線安定訓練
壁に目の高さにカードを貼り、正面からカードを見る。頭を右に向け、目はカードに固定したまま視線を保ち、次に左に向けて同様に行います。これを繰り返すことで視線安定が鍛えられます。
