耳垢除去ツールの正しい使い方と注意点

耳垢は汚れではなく、耳を感染から守り、異物の侵入を防ぐ重要な役割を持っています。しかし、過剰にたまると痛みやかゆみ、分泌物、嫌なにおい、まれに聴力低下を引き起こすことがあります。ここでは、耳垢除去の「やるべきこと」と「やってはいけないこと」をまとめました。

耳垢を柔らかくするためのドロップ

最も安全で効果的な方法は、耳垢を柔らかくするための耳用ドロップを使用することです。薬局で市販の耳垢除去用ドロップを購入するか、無菌の水や食塩水でも代用できます。数分間滴下した後、自然に流れ出るのを待ちましょう。

耳の洗浄(灌流)

水を注入して耳垢を洗い流す方法もありますが、注意が必要です。洗浄が不適切だと、耳垢が奥へ押し込まれ感染の原因になることがあります。必ず温度が体温に近いぬるま湯を使用し、低圧でゆっくりと行ってください。

医師に相談する

自分で対処できないほどの耳垢詰まりや、痛み・聞こえにくさが続く場合は、耳鼻科医に診てもらいましょう。専門の器具で安全に除去してくれます。

綿棒(Qティップなど)の使用は禁物

綿棒で耳垢を取り除こうとすると、逆に耳垢を奥へ押し込んだり、鼓膜を傷つける危険があります。絶対に使用しないでください。

効果のない商品・危険な方法

市販の耳垢吸引器や「キャンディング」(耳に錐形の器具と燃える芯を入れる方法)は効果がなく、鼓膜を破裂させる恐れがあります。特にキャンディングは火が近づくため、内耳や外耳をやけどさせる危険がありますので、絶対に行わないでください。

安全に耳垢をケアするには、上記の正しい方法を守り、疑わしい症状がある場合は必ず専門医に相談しましょう。

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