耳の後ろの頭皮にできるしこり:原因・症状・対処法

耳の後ろ、頭皮にしこりができた場合、様々な原因が考えられます。ここでは主な原因とそれぞれの特徴、診断の流れ、治療の選択肢について解説します。

主な原因

皮脂嚢胞(せびあくほう)

皮脂腺が詰まってできる良性の嚢胞です。丸や楕円形で、数ミリから数センチまで大きさはさまざまです。通常は痛みがありませんが、感染すると炎症を起こし、圧痛を伴うことがあります。

脂肪腫(しぼうしゅ)

脂肪細胞からできる良性腫瘍です。柔らかく、指で動かすことができ、サイズは数ミリから数センチまで変化します。基本的に痛みはありませんが、サイズが大きくなると神経や血管を圧迫し、違和感を感じることがあります。

血管腫(けっかんしゅ)

血管が増殖してできる良性腫瘍です。赤色や紫色を帯び、サイズは数ミリから数センチです。痛みはほとんどありませんが、拡大すると神経や血管を圧迫し不快感が生じることがあります。

皮膚嚢胞(皮膚腫)

胚胎組織から形成されるまれな嚢胞で、皮膚、毛髪、歯など様々な組織が含まれることがあります。主に頭皮や顔面に発生し、数ミリから数センチの大きさです。通常は痛みがありませんが、損傷や感染により炎症を起こすことがあります。

診断と検査

しこりが心配な場合は、まず医師に相談しましょう。医師は症状の経過や痛みの有無を聞き取り、視診・触診を行います。必要に応じて超音波検査やMRIなどの画像診断を実施し、しこりの内部構造や血流を評価します。

治療法

治療は原因により異なります。痛みや感染がなく経過観察で問題ない場合もありますが、次の場合は外科的除去が検討されます。

  • サイズが大きくなり、周囲組織を圧迫しているとき
  • 感染や炎症が繰り返すとき
  • 悪性腫瘍の疑いがあるとき

外科的除去は局所麻酔下で行われ、術後は創部のケアが必要です。症状や希望に合わせて、皮膚科や形成外科と連携しながら最適な治療計画を立てましょう。

まとめ

耳の後ろの頭皮にできるしこりは多くの場合良性ですが、サイズや症状の変化に注意し、疑わしい場合は早めに医療機関を受診してください。

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