過剰まばたき(眼瞼痙攣)の対処法

概要

過剰なまばたき(眼瞼痙攣)は、無意識にまばたきが増える運動障害で、日常生活に支障をきたすことがあります。明るい光、感情的緊張、疲労などが引き金となり、日中に症状が悪化します。夜間は症状が緩和され、十分な睡眠や集中作業でまばたきが減少することがあります。重症化するとまぶたが強く閉じ、視力が一時的に失われることもあります。2010年12月時点では根治療法はありませんが、症状緩和に有効な治療法がいくつかあります。

対処・治療法

  1. 作業療法士によるストレスマネジメント講座に参加し、同じ症状を持つ人と情報交換を行う。感情的緊張が原因の場合、ストレス対処法を学ぶことで症状が軽減する可能性があります。

  2. 暗めのサングラスを着用する。明るい光が症状を悪化させる人が多く、目を保護するとともに、周囲の視線によるストレスも軽減できます。

  3. サポートネットワークを構築する。症状への不安から人付き合いを避けがちですが、孤立はさらに症状を悪化させる恐れがあります。

  4. ボツリヌス毒素(商品名ボトックス)注射を受ける。まばたきを司する筋肉を弱め、通常のまぶた閉じは維持しながら過剰なまばたきを抑制します。注射は約3か月ごとに実施します。

  5. ボトックスが効果を示さない場合は薬物療法を検討する。使用できる薬は複数ありますが、効果は個人差が大きく、試行錯誤が必要です。

  6. 外科手術(眼瞼筋除去術)を受ける。眼瞼を閉じる筋肉の一部または全部を除去する手術で、重症例に対して最も効果的とされています。

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