米国食品医薬品局(FDA)はLASIK(レーザー補助角膜屈折矯正手術)を「眼鏡やコンタクトレンズへの依存度を低減することを目的とした外科手術」と定義しています。LASIKは角膜の形状を永久的に変える手術であり、視力改善が期待できる一方で、様々なリスクや合併症が伴います。手術を受ける前に、必ず主治医や眼科専門医と十分に相談してください。
視力矯正の過不足
レーザーの照射量や位置が微妙にずれると、過矯正(視力が過度に改善)や不十分な矯正(視力が十分に改善されない)になることがあります。多くの場合は一時的なものですが、稀に永久的な残存誤差となることもあります。経験豊富な医師は手術中に継続的に測定し、異常が認められた場合は術後のフォローアップで適切に対処します。特に術後3か月時点での検査が重要です。
乱視(アスティグマティズ)
LASIK後に乱視が生じることは稀ですが、起こり得ます。乱視は視界がぼやける原因となりますが、軽度であれば日常生活に支障が出ないこともあります。視界のぼやけが耐え難い場合は、医師に追加の矯正(過矯正または不足矯正)を依頼してください。
夜間のハローやグレア
暗所で瞳孔が拡大すると、光が散乱しやすくなり、ハローやグレア、星状の光輪が見えることがあります。これはLASIK患者に比較的よく見られる現象で、通常は術後3〜6か月で自然に軽減します。改善が見られない場合は、再度医師の診察を受け、適切な治療を検討してください。
