眼帯状疱疹の症状と兆候
帯状疱疹とは
帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)が再活性化して起こります。水痘の原因と同じウイルスで、加齢や免疫低下、他の疾患がきっかけとなります。主に体幹部に痛みを伴う水疱性発疹が現れますが、眼に感染すると「眼帯状疱疹(ヘルペス・ゾスター・オプティカリス)」と呼ばれます。
治療のポイント
口腔内抗ウイルス薬とステロイドの併用が標準です。症状が出たら早期に受診し、合併症(激しい疼痛や再発、失明など)を防ぎましょう。
眼帯状疱疹の主な兆候と症状
インフルエンザ様症状
発熱や倦怠感、筋肉痛などの全身症状が数日~1週間続き、発疹が出る前に現れます。
疼痛(痛み)
三叉神経が侵されるため、額やまぶた、鼻周辺に鋭い痛みや灼熱感を感じます。発疹が出る前に強い痛みが訴えられることが多いです。
顔面の発疹
額、上まぶた、鼻根部に透明な液体を含む水疱が現れ、赤く炎症した皮膚の上にできます。水疱は破裂してかさぶたになります。
ハッチンソン徴候
鼻側面、鼻尖、鼻根部に水疱ができると、眼帯状疱疹の強いサインとされます。これをハッチンソン徴候と呼びます。
眼の炎症
結膜が腫れ赤くなり、場合によっては眼球表面に水疱が見られます。顔面発疹から2〜3日後に起こることが多いです。
角膜病変
角膜にも水疱ができ、フルオレッセンス染料や眼底鏡で確認できます。放置すると視力低下や瘢痕化のリスクがあります。
