低視力者向けツールと支援策

低視力の方は、眼鏡やコンタクトレンズを使用していても、読書や執筆、映画・テレビ鑑賞、買い物や料理など、日常のさまざまな作業が次第に困難になります。黄斑変性、緑内障、白内障、糖尿病性網膜症などの疾患が原因で視力が永続的に低下することがありますが、好きな活動をすべて諦める必要はありません。眼科医と相談しながら、最新の視覚補助ツールを活用すれば、生活の質を保つことができます。

シンプルで手頃な補助具

  • 公共図書館や書店で入手できる大活字の本。

  • 大きな文字盤の時計や腕時計、音声で時刻を知らせる「トーキング」時計、数字が大きい電卓や電話。

  • 手持ち型または首掛け型の拡大鏡。

  • 紙幣の額面別に仕切りがある財布。

  • パソコンの画面表示を拡大する設定や拡大ソフト。

  • 部屋の照明を明るくするだけでも視認性が向上します。明るい電球や自然光を取り入れる配置を工夫しましょう。

テクノロジーを活用した補助具

  • 画面上の文字を音声で読み上げるスクリーンリーダー。

  • 光学文字認識(OCR)でテキストをスキャンし、音声に変換。

  • 印刷物を点字に変換するソフトウェア。

  • 携帯電話の操作を支援するアクセシビリティ機能や、パソコン・テレビ画面用の拡大鏡。

特殊眼鏡

  • 電子拡大レンズや望遠レンズをフレームに装着した眼鏡は、読書や細かい作業をサポートします。

  • テレマイクロスコープ型のレンズは、手で本やパソコンを操作しながら拡大映像を視認できます。

  • 法律で許可されている場合、眼鏡装着型望遠鏡は運転時にも使用可能です。

  • 拡大鏡を読書材料の上に置き、ページを滑らせると文字が特殊眼鏡に投影される装置もあります。

視覚に不安がある方は、まず眼科医に相談し、適切な補助具やソフトウェアを選んでもらいましょう。

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