眼の奇形とは? 乱視・円錐角膜・虹彩欠損の概要と対処法

人間の眼は複数の複雑な構造が協調して初めて正常な視力を保ちます。奇形があると視力が低下します。主な眼の奇形とその対処法を紹介します。

乱視 (Astigmatism)

乱視は最も一般的な眼の奇形の一つです。角膜や水晶体が球面ではなく、楕円形や不均一な形になることで起こります。多くは出生時から存在し、頭痛やめまいを伴うことがあります。乱視のある目は平坦または極端に凹んだ角膜・水晶体を持ち、視界がぼやけ、近視や遠視を併発することがあります。軽度の場合は特に治療は必要ありませんが、症状が強いと矯正レンズや手術が選択されます。

円錐角膜 (Keratoconus)

円錐角膜は角膜が薄くなり、円錐状に突出する疾患です。通常は丸い角膜が、薄くなって円錐形になることで光に対する感受性が高まり、視界が歪みます。10代後半から20代前半に発症しやすく、近視や乱視を引き起こします。軽度の場合は眼鏡やソフトコンタクトレンズで対応できますが、進行すると効果が薄れ、ガス透過性ハードコンタクトレンズ、ハイブリッドレンズ、角膜移植などの治療が必要です。

虹彩欠損 (Coloboma)

虹彩欠損は虹彩に穴や異常な形状ができる先天性の奇形です。瞳孔が不規則な形、例えば鍵穴状になることがあります。原因は遺伝的要因が多く、外傷や手術で二次的に起こることもあります。視力低下や幽霊像(ゴーストイメージ)を引き起こすことがありますが、ほとんどの場合特別な治療は必要ありません。

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