白内障手術の事前準備と流れ
白内障手術は米国で最も頻繁に行われる眼科手術です。レンズが濁って視界がぼやける白内障は、手術で濁ったレンズを取り除き、人工レンズ(IOL)を挿入することで視力を回復させます。外来で行うこの手術に備えるには、複数の検査とレンズの選択が必要です。
手術準備のステップ
-
ステップ1:
眼科医(眼科手術専門医)による検査を受けます。これは、普段の検診を行う眼科医や検眼士とは別に実施され、白内障手術の説明を受けた後に行われます。
-
ステップ2:
服用中の薬やサプリメントをすべて医師に伝えます。αブロッカーなど一部の薬は手術中に予期せぬ影響を与えることがあるため、手術前後に一時的に中止を指示される場合があります。
-
ステップ3:
挿入する人工レンズの種類を選択します。単焦点IOLと多焦点IOL(遠近両用)があります。年齢や生活スタイル、老眼(遠近調節力の低下)の有無が選択のポイントです。
-
ステップ4:
多焦点IOLなどプレミアムレンズの費用と効果を比較検討します。眼鏡が不要になるメリットがありますが、手術費用は通常より高くなります。
-
ステップ5:
レンズの度数や仕様を決めるための最終検査を受けます。多焦点IOLの場合、適応外となる目の状態がないか追加検査が行われ、手術時の正確な装着を保証します。
-
ステップ6:
両眼の手術が必要な場合は、目を分けて手術します。通常、片目ずつ最低1週間の間隔を空けて行い、回復と評価の時間を確保します。
-
ステップ7:
手術当日は朝食を抜き、液体も摂取しないようにします。搬送は必ず家族や友人に依頼し、単独での来院は避けましょう。
-
ステップ8:
顔と目はメイクやコンタクトレンズを外し、清潔な状態で来院します。手術直前に医師が再度目を消毒・洗浄します。
-
ステップ9:
手術当日は他の予定を入れず、術後の回復のために少なくとも翌日1日は休みを取ります。実際のレンズ挿入は約10分、外来手術全体は約90分です。回復室で必要なだけ休むことができます。
-
ステップ10:
手術後1週間は睡眠時や昼寝時に保護シールドを装着します。医師からシールドと日光用のサングラスが提供されます。
