視覚障害者向け支援技術の紹介
米国盲目基金(American Foundation for the Blind)は、視覚障害者を「失明しているか、矯正レンズを使用してもはっきり見えない人」と定義しています。2006 年の全米健康インタビュー調査(NHIS)によると、米国の成人約 2120 万人が何らかの視覚障害を抱えていると推計されています。近年のテクノロジーは、視覚障害者が仕事・生活・娯楽を制限なく行える環境を提供しています。
インターネット
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標準的なウェブブラウザ(例:Internet Explorer、Chrome、Edge)で、視覚支援に対応したページを閲覧できれば、スクリーンリーダーを導入するだけで画面上の情報を音声で読み上げてもらえます。対象ページが対応していない場合は、視覚障害者専用に設計されたブラウザ(例:NVDA、JAWS など)を利用すると快適に閲覧できます。
電子書籍
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米国国立盲人・身体障害者図書館サービス(NLS)は、Web‑Braille 形式の書籍や雑誌を無料で提供しています。対象は、矯正レンズ使用時の視力が 20/200 未満、または視野が 20 度以下に制限される身体障害を持つ米国市民です。ダウンロードまたは郵送で入手可能です。
点字エンボッサー(点字印字機)
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点字プリンターと連携するソフトウェアにより、文字だけでなく画像や数式も点字に変換できます。一般的なワードプロセッサや表計算ソフトから直接印刷でき、低視力者が情報を触覚で確認できるようになります。
ビデオ拡大鏡
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ビデオ拡大鏡は、手持ち型カメラで画面や商品ラベルなどを拡大表示します。テレビに接続するタイプと、ローラー式で平面資料を閲覧しやすくするタイプがあります。また、スタンドやテーブルに固定するカメラもあり、印刷物をカメラ下に置くだけで拡大表示が可能です。手持ち型は価格が手頃で日常生活に適しています。
将来の展望
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視覚障害支援技術は今後も進化が期待されます。1996 年の通信法(Telecommunications Act)は、携帯電話の設計に視覚障害者への配慮を義務付けましたが、依然として対応が不十分な機種もあります。米国盲目基金はこの課題解決に向けて活動を続けています。点字エンボッサーは高解像度の画像を点字化できるようになり、視覚障害者が「見る」ことが可能に近づいています。さらに、多くのウェブサイトがアクセシビリティ対応を進めることで、専用ブラウザの必要性も減少すると見込まれます。
