結膜炎(ピンクアイ)の治療と予防

結膜炎(通称ピンクアイ)は、結膜の炎症により眼が赤くなる状態です。結膜はまぶたと眼球を覆う透明な膜で、細菌やウイルス、アレルギーが原因で炎症を起こします。感染力が高いため、手洗いやアルコール消毒が重要です。

細菌性結膜炎

細菌感染が原因の場合、医師は抗生物質の点眼薬または軟膏を処方します。点眼薬は数日で症状が改善し、軟膏は子どもに使いやすく、最初の1回の塗布で1〜2日で改善が見られます。処方通りに使用することで再感染のリスクを減らせます。

ウイルス性結膜炎

ウイルス性の場合、点眼薬や軟膏での直接治療はできませんが、症状を和らげることは可能です。抗ヒスタミン剤(例:ベナドリル)で痒みを緩和し、必要に応じて目薬で涙や充血を抑えます。風邪と同様に自然に回復するまで、最長で3週間程度かかることがあります。

アレルギー性結膜炎

動物の毛や花粉などのアレルゲンが原因です。症状の程度に応じて、抗ヒスタミン点眼薬、ステロイド点眼薬、抗炎症点眼薬、充血除去剤などが処方されます。痒みや腫れを抑えることが主な目的です。

清潔の保ち方

患部を清潔に保つことで回復が早まります。清潔な湿った布で目の周りの膿や分泌物をやさしく拭き取り、布は毎回新しいものを使用してください。まぶたを無理に持ち上げて拭くと結膜を刺激するため避けましょう。

予防と対策

適切な衛生管理が感染拡大防止の鍵です。ドアノブやエスカレーターの手すりに触れた後は必ず手を洗うかアルコール消毒を行い、タオルや枕カバーは頻繁に洗濯し、他人と共有しないでください。マスカラやアイライナーは使用開始から6週間で交換し、コンタクトレンズは取り扱い指示を守って正しく管理しましょう。

家庭でできる対処法

温かい湿布や冷たい湿布で腫れや不快感を和らげます。目をこすらないようにし、抗ヒスタミン成分を含む市販の点眼薬(例:ナフコンA、オプコンA)で血管収縮を促し症状を緩和できます。

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