視神経脊髄炎が体に与える影響

視神経炎(Optic Neuritis)

視神経の炎症により、突然の視力低下、ぼやけた視界、眼の痛み、色覚異常が起こります。繰り返し起こると永久的な視力障害になることがあります。

脊髄炎(Myelitis)

脊髄の炎症は筋力低下や麻痺、感覚異常(しびれ、チクチク感、灼熱感)、排尿・排便障害を引き起こします。炎症の部位と範囲により症状の重さは異なり、横断性脊髄炎は特に一般的です。

脳幹・小脳症状

稀に脳幹や小脳が侵され、吐き気・嘔吐、めまい、平衡感覚・協調運動障害、発語障害などが現れます。

後部核症候群(Area Postrema Syndrome)

脳幹の嘔吐中枢が障害されると、持続的な嘔気・嘔吐、体重減少が起こります。

慢性疲労・疼痛

全身性の筋骨格痛や慢性的な疲労感が頻繁に見られ、日常生活に大きな支障を来すことがあります。

認知・気分障害

記憶障害や実行機能低下などの認知症状、うつや不安といった気分の変動も報告されています。

再発と寛解の波

NMOは再発寛解型が多く、症状が急激に悪化する「再発期」と、症状が安定または軽減する「寛解期」を繰り返します。

障害と長期的合併症

重度の再発や累積した損傷により、失明、麻痺、慢性疼痛、排尿・排便障害などの永続的な障害が残ります。

症状や重症度は個人差が大きく、早期診断と適切な治療、継続的なリハビリテーションが予後改善の鍵となります。

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