痛風の炎症を抑える対策

痛風は、体内の関節組織に尿酸が過剰に蓄積し結晶化することで発症します。その結果、炎症と激しい痛みが生じます。治療はまず炎症を抑えて痛みを和らげ、長期的には尿酸結晶の沈着を防ぎ再発を防止することが目的です。

抗炎症薬

  • 処方薬:コルチコステロイド、NSAID、コルヒチンなどが関節の炎症を抑えるために用いられます。
  • 水分補給:発作時にたっぷりと水を飲むことで尿酸の排泄を促進します。レモン水が特におすすめです。
  • オメガ3脂肪酸:魚油などのオメガ3は自然な抗炎症作用があり、関節痛の軽減に役立ちます。抗炎症食を心がけましょう。

予防的治療

  • 低プリン食:プリンは体内で尿酸に変換されるため、プリン含有量の低い食品(卵、ナッツ、低脂肪チーズ、果物、ジュース、パスタなど)を摂取することで尿酸生成を抑えます。
  • 体重管理:肥満は痛風リスクを高めます。適正体重への減量と維持は発作予防に効果的です。減量とプリン制限を組み合わせた食事計画が推奨されます。

疼痛緩和

  • 市販鎮痛薬:アセトアミノフェンやイブプロフェンなどのOTC鎮痛薬で一時的な痛みを和らげます。重症例では医師が処方する強力な鎮痛薬が必要です。
  • 赤外線・レーザー治療:赤外線照射や低出力レーザーは熱作用で血流を改善し、炎症と疼痛を軽減します。副作用が少ない点が利点です。
  • 温冷交代療法:炎症部位に3分間の温熱を与え、続いて30秒間の冷却を行う方法です。温かいタオルや温水、冷却パックを交互に使用します。
  • エプソム塩足浴:エプソム塩(硫酸マグネシウム)を1〜2カップ入れたお湯に足を浸すと、局所的な痛みが緩和されます。複数の関節が痛む場合は全身浴でも効果があります。

痛風 - 関連記事