痛風を悪化させる食品とは?
プリン体と尿酸
体内のすべての細胞はプリン体という物質を生成します。プリン体は食物や植物にも含まれ、分解されると尿酸が生成されます。適量の尿酸は抗酸化作用があり血管の健康に寄与しますが、過剰になると結晶化し関節に付着して痛風を引き起こします。
肉類と魚介類
ほとんどの肉や魚には中程度のプリン体が含まれますが、レバーや腎臓などの内臓は非常に高い量を持ちます。ニシンやアンチョビなどの一部の魚も同様です。痛風患者は、1日の肉・魚・鶏肉の摂取量を約150〜180 g(5〜6オンス)に抑えることが推奨されます。
アルコールと清涼飲料水
水分を多く摂って尿酸を希釈することは有効ですが、ビールや甘い炭酸飲料は逆効果です。特にビールは酵母が多く、尿酸の排泄を妨げます。痛風発作中はアルコール・清涼飲料水を一切控え、症状が落ち着いたら医師の許可のもとで適量を楽しむ程度にとどめましょう。
全粒穀物と食物繊維が豊富な食品
全粒穀物や食物繊維が多い豆類、カリフラワー、レンズ豆、ほうれん草、オート製品は「やや高プリン体」に分類されます。100 gあたり最大100 mgのプリン体が含まれるため、医師の指導に従い適量を守ることが大切です。
低炭水化物ダイエット
低炭水化物食は必ずしも痛風に直接害はありませんが、タンパク質が多くなる傾向があり、結果としてプリン体摂取量が増加します。発作中は特に、極端な低炭水化物食は避け、バランスの取れた食事を心がけましょう。
