痛風の主な医学的症状とは?

炎症

痛風で最も一般的に見られる症状は関節の炎症です。主に足の親指の大関節(母趾関節)に現れますが、足首、膝、手首にも及ぶことがあります。炎症により関節周囲が腫れ、皮膚は赤く光沢を帯び、触れると暖かさを感じます。

高尿酸血症

血中の尿酸濃度が持続的に高くなる状態を指します。尿酸はたんぱく質代謝の産物で、体内で過剰に産生されるか、腎臓での排泄が低下することで血中に蓄積します。尿酸値の測定は痛風診断の基本的な検査です。

尿酸結晶の沈着

血中尿酸が高まると、関節周囲に針状の尿酸結晶が形成されます。これらの結晶は関節液(滑液)や関節膜に沈着し、免疫系が白血球を集めて炎症反応を起こすため、激しい痛みと腫れ、赤み、熱感が生じます。

圧痛と関節硬直

炎症による腫れで皮膚が張り、触れた瞬間に激しい痛み(圧痛)が起こります。シーツが当たるだけでも耐え難いほどです。また、尿酸結晶の影響で関節が硬直し、動かすことが困難になります。

トフィ(結節)

長期間にわたる尿酸沈着により、腱や軟骨、皮下組織に硬い結晶塊(トフィ)が形成されます。指関節、足の親指、肘、耳介の外側などに見られ、時には黄色っぽい粉状の液体を放出することがあります。

痛風 - 関連記事