子宮頸部異形成の治療法

子宮頸部異形成は、子宮頸部の細胞が正常な成長をしない状態で、異常細胞ががんへ進行するリスクがあります。治療方針は、異形成の重症度とヒトパピローマウイルス(HPV)の有無により決まります。軽度でHPV陰性の場合は経過観察が選択されますが、重度やHPV陽性の場合は以下のような治療が行われます。

円錐切除術(Cone Biopsy)

円錐形に切り取った組織サンプルを病理検査に回し、異常組織の有無を診断します。検査結果に応じて追加治療が必要になる場合もありますが、切除だけで異常組織がすべて除去されることもあります。

凍結手術・凍結焼灼術(Cryosurgery & Cryocauterization)

凍結手術は二酸化炭素で冷却したプローブで異常細胞を凍結し死滅させます。凍結焼灼術は電気プローブで異常組織を焼灼し除去します。

レーザー蒸発・焼灼術(Laser Vaporization / Ablation)

全身麻酔下でレーザーを照射し、異常組織を焼き切ります。手術は入院して行われます。

電気焼灼術(Loop Electrosurgical Excision Procedure, LEEP)

低電圧・高周波の電流をループ状のワイヤーに流し、異常組織を切除します。一般的に「LEEP」と呼ばれます。

スクリーニング(Pap Smear)

定期的なパップスミア検査により、子宮頸部の変化や異形成を早期に発見できます。早期発見は適切な治療につながります。

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