脊髄穿刺後の頭痛(脊椎頭痛)への対処法
脊椎頭痛(脊髄穿刺後頭痛)とは
硬膜外麻酔や脳脊髄液採取(脊髄穿刺)など、脊髄を穿刺する手技の後に、脳脊髄液が漏れ出すことで起こる頭痛を「脊椎頭痛」または「硬膜外頭痛」と呼びます。症状は激しい鈍痛で、特に立ち上がったときに悪化します。治療を受ければ通常48時間以内に改善しますが、治療なしでは最大で7日間続くことがあります。
対処法のステップ
- 横になる
頭痛を完全に取り除くわけではありませんが、横になることで多くの患者が多少の緩和を感じます。 - 十分な水分補給
水やスポーツドリンクなどをたくさん飲み、脳脊髄液の圧力を上げることが重要です。 - カフェイン摂取
コーヒーや緑茶などカフェインを含む飲料は血管を収縮させ、脊髄液圧を高めるのに役立ちます。 - 24〜48時間安静にする
可能な限りベッドで安静にし、立ち上がる回数を減らしてください。特に出産直後などは難しいかもしれませんが、できるだけ休むことが大切です。 - 医師に相談する
上記の対処法で改善しない場合は、麻酔科医が行う「血液パッチ」治療が検討されます。少量の血液を採取し、漏れた部位に注入することで血栓が形成され、漏れが止まり頭痛が軽減します。
