EKG(心電図)で心拍数を測定する手順
心電図(ECGまたはEKG)は、体表面に装着した電極で心臓の電気活動を記録する非侵襲的診断ツールです。基礎的な心拍活動の評価や不整脈の検出、さまざまな心臓疾患の診断に利用されます。また、記録された波形から患者の心拍数を算出することも可能です。
必要なもの
- 心電計(EKG機器)
- 消毒用アルコール拭き取りシート
- 導電ジェル、ローション、またはパッド
- 電極
- リード線
- 電卓
手順
心電図の記録
機器の取扱説明書や操作カードを確認し、使用方法を把握します。
電極を装着する部位の皮膚を消毒用拭き取りシートで清掃します。
導電ジェルやローション、パッドを用いて電極を皮膚に貼付します。
取扱説明書に従いリード線を電極に接続します。米国で一般的な配色は、白リードを右腕、黒リードを左腕、赤リードと緑リードをそれぞれ左脚・右脚、茶色リードを胸部電極に接続します。
患者に安静にしてもらい、録画中は動作や会話を避けます。緊張やストレスで心拍数が上がることがあるため、必要に応じて観察時間を延長します。
波形が数回同一になるまで記録を続けます。
心拍数の計算
連続した2回の心拍のR波(波形の最も高い尖った部分)を特定します。
2つのR波間にある5mmの大きなマス目の数を数えます。心電計では1マスが0.2秒に相当します。
心拍数は「300 ÷ マス目の数」で求められ、単位は1分あたりの拍数(bpm)です。
