ACIPプロトコル(無症候性心筋虚血評価)

ACIPプロトコルとは

無症候性心筋虚血(サイレントアイシェミア)は、心臓自体に問題があるわけではなく、心臓へ血液を供給する血管が狭くなることで心機能が低下する状態です。

ACIPプロトコルの概要

ACIP(Asymptomatic Cardiac Ischemia Pilot)プロトコルは、心臓の機能障害の程度を評価するために設計された運動負荷テストです。テストは正確に10分12秒で完了するように設定され、最小限の身体的負担で必要な測定を行います。

トレッドミル運動で測定する様子
トレッドミル運動は異常な生理機能を測定するために使用されます。

ACIPプロトコルの測定項目

テスト中に以下の生理指標を測定し、虚血性心臓の機能を解析します。

  • 最大酸素摂取量(VO₂peak)
  • 最大心拍数(HRpeak)
  • 最高収縮期血圧(SBPpeak)
心拍数のピークを示す図
心拍数のピークは血管狭窄の有無を示す指標です。

ACIPプロトコルのメリット

  • 診断手順の標準化により、治療効果の比較が容易になる。
  • 薬物療法や外科手術の効果評価に活用できる。
  • 研究においては、対象者の医学的状態を統一し、結果の信頼性を高める。
統一されたプロトコルの図
統一されたプロトコルにより、治療の有効性を客観的に評価できます。

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