ペースメーカーの使い方ガイド

不整脈や薬で改善できない不整脈の場合、心拍を安定させるためにペースメーカーが使用されます。ペースメーカーは、バッテリーとマイクロチップ、1本または2本の電極リードからなる小型装置です。リードは心筋の電気信号を感知し、マイクロチップへ情報を送ります。心拍が不規則になると、マイクロチップがバッテリーに指示し、リードを通じて心筋に電気刺激を送り、正常なリズムに戻します。

埋め込み手術

  • 手術時間は約1時間で、外来で行われることもありますが、入院して一晩過ごすケースが一般的です。手術前にアスピリンなどの血液凝固抑制薬の服用中止や、数時間の絶食が指示されます。局所麻酔で鎖骨下に2〜3インチ(約5〜7cm)の切開を行い、X線透視下でリードを心筋へ導入します。装置本体は皮下にポケットを作って収納し、リードと接続した後、切開部を縫合します。

術後のケア

  • 手術直後は数時間にわたり、脈拍や血圧が継続的にモニタリングされます。退院時は自分で運転できないため、事前に送迎手段を確保してください。切開部は数日間痛みを伴うことがありますが、市販の鎮痛剤で対処できます。ブラジャーのストラップによる刺激を防ぐために、柔らかいパッドを当てると快適です。手術後4〜6週間は、重量10ポンド(約4.5kg)以上のものを持ち上げるなどの激しい運動は避け、医師からの退院指示を遵守してください。

ペースメーカーと共に暮らす

  • ペースメーカーは年に2回程度、医師の診察室で無線送信棒や電話連動型モニターを用いて動作確認と調整を受けます。自宅でも脈拍を定期的に測定し、設定値と合致しているか確認しましょう。MRIの磁石や、ペースメーカー上に直接携帯電話を入れることは避けてください。MP3プレーヤーなどの強い電磁波は機能に影響を与える可能性があります。また、ショットガンの反動などの強い衝撃も装置を損傷させる恐れがあります。バッテリーは約6年ごとに外来手術で交換が必要です。

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