飲料水が胸やけを引き起こす理由と対策

胸やけの原因

胸やけは、胃の酸が食道へ逆流することで起こります。下部食道括約筋(LES)が本来の働きをしないと、胃の内容物が食道に流れ込み、胸やけの痛みが生じます。胃が満杯になると消化のために酸の分泌が増え、LESが開くことがあります。

飲料水と胸やけ

飲む水が胸やけを引き起こす主な理由は2つあります。

  • 前の食事の残り物が胃に残っている状態で水を飲むと、胃がさらに膨らみ酸の分泌が増える。酸と水が混ざり合い、LESが一瞬開くと酸性の液体が食道へ上がります。
  • 空腹時に大量の水を飲んでも同様です。胃は食べ物と飲み物を区別せず、満杯になると酸を分泌します。胃の圧力でLESが開き、酸が逆流します。

水が原因の胸やけへの対策

  • 飲む前に制酸剤を服用すると、胃酸のレベルを抑えて胸やけを防げます。
  • 一度に大量に飲まず、少量ずつゆっくり飲むようにしましょう。
  • 食事の直前・最中・直後は避け、食間に飲むのが望ましいです。
  • 冷たい水は食道の痙攣を起こしやすく、LESが開く原因になることがあります。常温または温かい水を選びましょう。
  • 締め付けの強い服装は胃に圧力をかけ、LESが開きやすくなります。ゆったりした服装を心掛けてください。
  • 体重が過剰な場合は減量することで胸やけの症状が改善されます。

医師の診察を受けるべき時

上記の対策を試しても水を飲むたびに胸やけが起きる場合は、医師に相談してください。長期間の胃酸の逆流は食道や喉、声帯に深刻なダメージを与える可能性があります。必要に応じて薬物療法や手術が検討されます。

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