胃酸逆流は心臓の鼓動に影響しますか?
胃酸逆流(胸焼け)
胃酸逆流は、胃の酸が食道へ逆流することで起こります。食道括約筋がうまく閉まらないと、食後すぐに横になる、過剰な食事や脂っこい食事を摂るなどの状況で逆流が起こりやすくなります。
主な症状
- 胸の中央部や喉のあたりに焼けるような痛み(胸焼け)
- 息切れ、声がかすれる、喉の痛み、過剰な唾液分泌
- 食べたものが口に戻ってくることもある
しかし、胃酸逆流自体が心臓の鼓動が乱れる(心拍の乱れ)原因になることはありません。
心拍の乱れ(心房細動)
心拍の乱れ、別名心房細動は、心臓の上部(心房)が不規則に収縮する状態です。甲状腺機能亢進、心不全、高血圧などが主な原因とされています。
心臓疾患との関係
冠動脈疾患は、心臓へ血液を供給する動脈が狭くなる重篤な状態です。放置すると酸素不足に陥り、最終的に心不全につながります。胸の圧迫感や痛み(狭心症)は、しばしば胸焼けと勘違いされることがあります。そのため、胸焼けと同時に心拍の乱れや胸の痛みを感じた場合、実は冠動脈疾患が潜んでいる可能性があります。
考慮すべき点
- 心拍の乱れや胸痛がある場合は、速やかに医師の診察を受けることが重要です。
- 胸焼けの症状が3日以上続く、または頻繁に起こる場合も医療機関へ相談してください。
- 症状が重なるときは、単なる胃酸逆流ではなく、心臓に関わる疾患のサインである可能性があります。
