逆流性食道炎(GERD)による激しい痛み
逆流性食道炎(GERD)は、胃酸を胃にとどめる弁が弱くなり、酸が食道に流れ込む病態です。進行すると激しい胸や喉の痛みを伴います。
原因
胃酸が長期間にわたり食道に触れることで、食道粘膜が浸食・潰瘍を起こし、痛みの原因となります。
特徴
痛みは胸部や喉に焼けるような感覚で、前かがみや屈む、横になる、食事時に悪化しやすいと報告されています。
発症・悪化のタイミング
特に夜間に痛みが強くなることが多く、睡眠中に症状が悪化しやすいです。
治療法
食道の潰瘍や炎症が原因の場合、医師はエソメプラゾールやランソプラゾールなどのプロトンポンプ阻害薬(PPI)を処方し、胃酸分泌を抑えて食道の治癒を促します。症状が重い場合は、胃酸の逆流を防止する手術や、食道に瘢痕組織を形成させる手術が検討されます。
注意点
胸の激しい痛みとともに息切れや腕・顎の痛みがある場合は、心筋梗塞の可能性があります。直ちに救急医療を受けてください。
