顔に現れるヘルペスの症状とは
概要
単純ヘルペスウイルス(HSV)は感染しても完治しないウイルスで、主に性接触や接触により広がります。HSV‑1は口や顔に症状が出やすく、顔面ヘルペスとして知られています。以下に主な症状や対処法をまとめました。
症状の特徴
顔面ヘルペスは皮膚だけでなく、目・鼻・口の周りにも症状が現れます。主な全身症状として発熱、喉の痛み、腫れたリンパ節、首の痛みがあり、風邪様の感覚を伴うこともあります。
発症時の経過
発症するとまず顔が腫れ、続いて鼻や唇に痛みを伴う水疱が現れます。水疱は集まって破裂し、膿が出た開放創となりますが、数日で乾燥し結痂し、約3週間で治癒します。
主なタイプ
角膜ヘルペス(眼ヘルペス):感染部位を触って目をこすると、視力低下、かすみ、光過敏、目の痛みや充血が起こります。
口唇ヘルペス:唇や舌に水疱ができ、破裂後は口内乾燥や口臭が強くなることがあります。まれに嚥下困難、耳鳴り、筋肉痛、寒気を伴うこともあります。
ウイルスの潜伏と再発
ウイルスは神経を通って内耳付近に潜伏し、人生を通じて再発を繰り返すことがあります。症状の根本的な治癒はできませんが、再発時の症状は薬でコントロールできます。
注意点
水疱が破れて液体や膿が出た状態は感染が拡大しやすく、触れた手で他の部位や他人に移す危険があります。感染部位に触れたら必ず手を洗い、刺激を与えないようにしましょう。
予防と対策
完治は不可能ですが、以下の方法で発症や再発を抑えることができます。
- 医師の指示に従い抗ウイルス薬を服用する。
- 患部に触れない、触れた場合はすぐ手を洗う。
- 水疱があるときはキスやオーラルセックスを控える。
- バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動で免疫力を高める。
