なぜ高血圧は心臓に負担をかけるのか
米国心臓協会によると、約7,450万人が高血圧と診断されています。そのうち約78%が自分の状態を認識していますが、血圧がコントロールできないと脳卒中や心筋梗塞などの重篤な病気につながります。血圧に不安がある場合は、必ず医師に相談しましょう。
定義
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高血圧(ハイパーテンション)とは、血圧が常に高い状態を指します。
血圧は、血液が静脈・動脈・心臓を通って流れる際にかかる圧力です。血管内を血液がスムーズに流れないと、この圧力が上昇します。
症状
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高血圧に伴う主な症状は、息切れ、倦怠感、胸痛、動悸(速い心拍)などです。
血管の硬化と閉塞
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正常な動脈は柔軟で強靭です。血液は自由に流れ、全身へ酸素と栄養を届けます。高血圧が続くと、次のような問題が起こります。
- 動脈硬化(アテローム性硬化)――動脈壁が硬くなり、弾力性を失います。
- アテローム性動脈硬化――食事中の脂肪が血流に入り、動脈壁の内側に蓄積し、血流を阻害します。
- 動脈瘤――血圧が上がり続けることで血管壁が弱くなり、膨らみ(瘤)を形成します。破裂すれば生命に危険が及びます。
心臓への影響
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心臓は全身へ血液を送り出すポンプです。血圧が高いと、心臓は血液を押し出すために余分な力を使わなければなりません。その結果、次のような心疾患が起こります。
- 冠動脈疾患
- 左心室肥大(心臓が大きくなる)
- 心不全
- 血管の弱化・瘢痕化、血栓リスクの上昇
- 臓器や組織への損傷
血圧が一度だけ高いだけでは高血圧とは診断できません。複数回にわたる測定が必要です。
高血圧が続くと、心臓は長期間にわたり過剰に働き続け、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。心臓が拡大すると、やや大きい程度ならまだ機能しますが、著しく拡大すると正常に血液を送り出すことができなくなります(フランクリン研究所)。
治療と予防
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高血圧は薬物療法と生活習慣の改善でコントロールできます。具体的には、塩分や飽和脂肪の摂取を減らし、バランスの取れた食事に切り替えること、定期的な有酸素運動を取り入れることが重要です。
