体重と血圧の関係とは?
世界保健機関(WHO)が2002年に公表した報告書によると、肥満が原因で慢性疾患や障害が世界中で増加しています。体重と高血圧(血圧上昇)のリスクは密接に関連しており、体重を減らすことで血圧コントロールが可能です。
機能(高血圧とは)
高血圧は、血液が動脈を通過する際に過度の圧力がかかる状態です。血管が硬く狭くなることで心臓は血液を全身へ送るために余計に働かなければならなくなります。血圧が120/80 mmHg 以下であれば正常とされ、140/90 mmHg 以上は高血圧と診断されます。
専門家の見解
米国国立衛生研究所(NIH)によれば、体重を減らすだけで血圧を下げることができます。研究では、体重が約5kg(10ポンド)減少するだけでも、過体重者の血圧が有意に低下することが示されています。体重減少は、降圧薬の使用量を減らす効果も期待できます。
ウエスト周囲径の重要性
米国国立心肺血液研究所(NHLBI)は、体脂肪の蓄積場所が健康リスクに影響すると指摘しています。特に腹部に脂肪が多くつくと、体重関連の疾患リスクが高まります。目安として、女性のウエストは35インチ(約88cm)以下、男性は40インチ(約102cm)以下が推奨されます。
予防・対策
体重を減らし血圧を管理するには、生活習慣の見直しが必要です。LifeClinic.comは、達成可能な短期目標を設定し、食事過多や運動不足、過度の飲酒といった血圧上昇のトリガーを把握することを勧めています。目標を達成したら自分へのご褒美を設定しましょう。
減量のポイント
減量は高血圧コントロールに有効ですが、急激なダイエットは避け、低カロリー・低脂肪の食品を中心に、1回の食事量を抑え、食物繊維や炭水化物が豊富な食材を選びましょう。また、定期的な運動も欠かせません。
