ロサルタンの副作用と注意点
ロサルタンは高血圧の治療や脳卒中予防に用いられる処方薬で、糖尿病患者の腎障害予防にも使用されます。血管を収縮させるホルモンであるアンジオテンシンの作用をブロックし、血管を拡張させて血圧を下げます。ロサルタンは一般名の薬剤で、商品名は「コザール(Cozaar)」です。
副作用一覧
めまい・ふらつき
ロサルタンの服用によりめまいや軽いふらつきを感じることがあります。症状が軽度であれば特に問題はありませんが、運転や集中を要する作業を行う際は、薬の影響を把握するまで注意が必要です。急に立ち上がると血圧が急変することがあるため、座位や臥位からゆっくり起き上がるよう心掛けましょう。
視界のぼやけ
服用開始直後に視界がぼやけることがあります。多くの場合、体が薬に慣れるにつれて改善しますが、急に視力が悪化した場合は速やかに医師に相談してください。
下痢
ロサルタン服用中に下痢が現れることがあります。通常は軽度で自然に改善しますが、症状が強くなる、または長期間続く場合は医師に連絡しましょう。
腎機能への影響
既往の腎疾患がある方は、ロサルタンの服用により腎機能がさらに低下する可能性があります。服用前に必ず医師へ腎臓の状態を報告し、手足のむくみや体重増加などの異常が現れたら速やかに受診してください。
重篤な副作用(まれに発生)
以下の症状が現れた場合は、直ちに医師の診察を受けてください。
- 胸痛
- 尿の色が濃くなる、または尿量の変化
- 心拍が速すぎる、遅すぎる、または不規則になる
- 嚥下困難
- 筋肉痛や痙攣
- 視覚の変化
- 黄疸(皮膚や眼球が黄色くなる)
- 激しい腹痛、異常な出血やあざ
これらは稀な症状ですが、早期に対応することで重篤化を防げます。
