アルファブロッカーとベータブロッカーの比較
α受容体とは
脳はストレス時にカテコラミン(ノルアドレナリンなど)を放出します。これにより心拍数が上がり、血管が収縮して血圧が上昇します。
αブロッカーの作用機序
αブロッカーはカテコラミンの作用を阻害し、血管を拡張させることで血圧を低下させます。
β受容体とは
副腎から放出されるエピネフリン(アドレナリン)は、ストレス時に心拍数や収縮力を高め、血圧上昇や不整脈、心不全を引き起こすことがあります。
βブロッカーの作用機序
βブロッカーは心拍数と収縮力を抑制し、血管を拡張させて血流を改善します。その結果、血圧が下がります。
副作用
- βブロッカー:下痢、発疹、徐脈、勃起不全。糖尿病や末梢循環障害のある人には注意が必要です。
- αブロッカー:むくみ、鼻閉、低血圧、呼吸困難、体重増加、悪夢や鮮明な夢。前立腺肥大の症状改善に有効なこともあります。
どちらが適切か
高血圧と診断されたら、まずは医師と相談し、適切な薬剤を選びましょう。αブロッカーもβブロッカーも第一選択薬ではありません。βブロッカーの中にはα受容体も阻害するものがあり、α‑β遮断薬は両方の効果を併せ持ちます。
