ナトリウムニトロプルシド(ニトロプレス)の副作用

ナトリウムニトロプルシド(商品名:ニトロプレス)は、極度の高血圧を即座に下げるために主に使用される薬剤です。重篤なうっ血性心不全の症状緩和や手術中の出血管理にも用いられます。投与は点滴(IV)で、看護師や医療従事者が行います。副作用は多岐にわたり、重篤なものもあります。

低血圧

投与後に血圧が急激に低下することがあります。血圧が極端に下がるとめまい、ふらつき、失神などの症状が現れ、危険です。そのため投与中は血圧を綿密にモニタリングします。

シアン化物中毒

ナトリウムニトロプルシドが体内で分解されるとシアン化物が放出されます。大量投与や長期使用でシアン化物が蓄積すると中毒を起こし、致命的になることがあります。血圧が十分に下がらなくても、10分以上の連続投与は避けられます。

その他の重篤な副作用

  • 呼吸困難や速い呼吸
  • 心拍数の異常(速脈・徐脈)
  • 胸痛、激しい腹痛、重度の便秘
  • 激しい頭痛、嘔吐、筋力低下、筋痙攣、痙攣発作
  • 異常な出血やあざ、皮膚の発疹

アレルギー反応

まれにアレルギー反応が起こります。かゆみ、発疹やじんま疹、呼吸困難、胸部圧迫感、顔や口、喉、手の腫れ、口や喉のしびれやかゆみが見られます。

軽度の副作用

血圧低下に伴う軽い症状として、腹痛、吐き気、めまい、頭痛、動悸、筋肉の痙攣、落ち着かなさなどがあります。また、皮膚が乾燥したり、脱毛、寒さへの不耐性、発汗や顔・首・胸・腕の紅潮が起こることもあります。注射部位に赤み、腫れ、痛み、かゆみが生じることもあります。

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