定量血液検査でRPレベルが高い場合の意味とは

RP(反応性タンパク)とは

RPは肝臓で炎症に応答して産生されるタンパク質で、血中濃度が上昇すると体内に炎症が起きている可能性があります。

高RPレベルが示す主な状態

1. 感染症

細菌・ウイルス感染に伴いRPは上昇します。肺炎、尿路感染、敗血症、髄膜炎などが代表例です。

2. 自己免疫疾患

自己免疫疾患では免疫が自己組織を攻撃し炎症が起こります。関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)、炎症性腸疾患などが該当します。

3. 慢性炎症性疾患

関節炎、腱炎、滑液包炎など、慢性的に炎症が続く状態でもRPは上昇します。

4. 心血管疾患

高RPは心筋梗塞や脳卒中などの心血管イベントリスクの上昇と関連しています。炎症が病態進行に関与すると考えられています。

5. がん

肺がん、乳がん、大腸がんなど、一部のがんでもRPが上昇することがあります。ただしRP単独でがんの診断はできず、他の検査と併せて評価する必要があります。

注意点

RPの数値だけで重篤な疾患が確定するわけではありません。患者さんの全体的な健康状態、症状、他の検査結果と総合的に判断し、必要に応じて医師の診察・追加検査を受けることが重要です。

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