幸福がホルモンレベルに与える影響
健康的なコルチゾールレベル
コルチゾールは「ストレスホルモン」と呼ばれ、血圧や血糖代謝、心血管機能、脂質・タンパク質・炭水化物の利用など多くの生理機能を調整します。慢性的なストレスは過剰なコルチゾール分泌を招き、記憶力低下やアルツハイマー病のリスクを高めると指摘されています。一方、日常的な幸福感はコルチゾールを適正レベルに保ち、エネルギー代謝の向上や血圧の安定、血管の健康維持、アレルギー反応の抑制に寄与します。
高いプレグネノロンレベル
プレグネノロンは「幸福ホルモン」とも呼ばれ、コルチゾールを抑制しバランスを整えます。研究によれば、プレグネノロンが高いと記憶機能や集中力が向上し、幸福感と強く関連しています。米国科学アカデミーの報告では、プレグネノロンは「現在知られる最も強力な記憶増強剤」と評価されています。
オキシトシンの産生増加
オキシトシンは「抱擁ホルモン」とも呼ばれ、他者との絆を深める役割があります。下垂体から分泌され、身体的な親密さやスキンシップで放出されます。研究は、オキシトシンが信頼感や共感、寛大さを高め、恐怖や不安を低減させることを示しています。幸福感が高いほどオキシトシンの分泌が促進されます。
エンドルフィンとその他の体内化学物質の放出
幸福を感じると、体内でエンドルフィンをはじめ、ドーパミン、セロトニン、ノルエピネフリン、特定のフェロモンが大量に分泌されます。エンドルフィンはストレスや痛みを和らげ、快感や情緒的な安定感をもたらします。これらの化学物質は脳の快楽中枢を刺激し、全体的な幸福感を高めます。
