卵子形成に対するFSHの役割とは?

背景

女性は出生時に約100万~200万個の未熟卵子(卵胞)を卵巣に持っています。月経周期の中頃になると、下垂体から卵胞刺激ホルモン(FSH)が分泌され、卵子の成熟が促進されます。

排卵

FSHの刺激で卵胞が成長すると、エストロゲンが分泌され、子宮内膜が受精卵受け入れ準備を始めます。エストロゲン濃度が上昇し、FSHが低下すると、下垂体から黄体形成ホルモン(LH)が放出され、卵子が卵巣から放出されます(排卵)。

排卵後

排卵後、下垂体は黄体形成ホルモン(LTH)を分泌し、卵巣内に黄体が形成されます。黄体はプロゲステロンを大量に分泌し、これに伴い下垂体からのFSHとLHの分泌は大幅に抑制されます。

FSHと更年期

エストロゲンが低下すると下垂体はそれを感知してFSHの分泌を増加させます。そのため、閉経が近づくにつれて血中のFSH濃度は上昇します。

留意点

女性の生殖期間中に多くの卵胞は自然に消失します。1回の月経周期で約1,000個の卵胞が失われ、最終的に成熟して卵子になるのは1個だけです。

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