男性更年期(アンドロポーズ)の治療法は?

テストステロン補充療法(TRT)

テストステロン補充療法は、血中テストステロン濃度を正常範囲に戻すことを目的とします。まずは総テストステロンまたは遊離テストステロンの測定を行い、低値かどうかを確認します。治療前には直腸検査、肝機能、心血管系、前立腺の評価など包括的な検査が必要です。投与方法はジェル、貼付パッチ、インプラント、経口薬、筋肉内注射などがあり、投与量や期間は個々の欠乏度と反応に応じて調整します。前立腺がんリスクが上昇する可能性があるため、治療中は定期的な前立腺検査が推奨されます。

食事

食事の改善も症状緩和に役立ちます。コネチカット州マンチェスターのロングビティセンターの研究では、ビタミンC・Eや亜鉛を摂取した男性の性欲が向上したと報告されています。また、ミウラ・プアマやL-アルギニンなどのハーブやアミノ酸もリビドー向上に寄与するとされています。

生活習慣

過度の飲酒や肥満はテストステロン低下を悪化させます。アルコールや飽和脂肪酸の過剰摂取はアロマターゼ活性を高め、テストステロンがエストラジオールへ変換されやすくなります。これによりエストロゲン過剰が起こり、男性更年期様症状が出やすくなります。対策としては、アルコールと飽和脂肪の摂取を控え、週3回、1回30〜60分の筋力トレーニングと有酸素運動を組み合わせた運動プログラムを実施すると効果的です。

ストレスと睡眠

睡眠不足はテストステロン低下の一因です。睡眠時無呼吸症候群や不眠症は適切に治療し、1晩8〜10時間の睡眠を確保しましょう。また、ストレスもテストステロンを減少させます。ヨガや瞑想などのリラクゼーション法でストレスを軽減することが推奨されます。

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