体型の変化
クッシング症候群になると、体幹部に脂肪が蓄積しやすく、顔は丸く赤みが増し、背中上部に「バッファロー背」と呼ばれる膨らみが出ます。四肢は細くなることが多いです。
皮膚のトラブル
皮膚は薄くなり、あざができやすくなります。顔にニキビができやすく、腹部や胸、太ももなどに紫色の伸展線条(ストレッチマーク)が現れます。
筋肉・骨の影響
筋力が低下し、動きが鈍くなります。筋肉の萎縮に伴い四肢が細くなり、骨密度が低下して骨折しやすくなります。
精神面の変化
高いコルチゾールはうつや不安、被害妄想を引き起こすことがあります。また、不眠も一般的な症状です。
その他の健康リスク
免疫機能が低下し、感染症や潰瘍にかかりやすくなります。むくみや高血圧のリスクも上昇し、患者の約20%が糖尿病を併発します。
男女別の症状
女性は月経不順や不妊、顔や体の毛が増える(多毛症)ことがあります。男性は性欲低下が見られることがあります。
コルチゾールはストレスを感じたときに分泌されるホルモンです。慢性的なストレスにより血中コルチゾールが持続的に上昇すると、上記のような症状が現れることがありますが、軽度の場合は自覚症状がほとんどありません。血液検査でレベルを確認することが重要です。
