ドレッシング交換時にPICCラインの長さを測定する方法
PICCライン(末梢挿入中心カテーテル)は、腕の静脈から胸部を通り心臓近くの大静脈まで伸びるカテーテルです。抗生物質や化学療法などの静脈内薬剤を数週間〜数か月にわたり投与するために使用され、針刺し回数を減らし、自宅での治療が可能になります。ドレッシング交換のたびに外部チューブの長さを測定し、位置変化(抜けかけ)をチェックします。長さが伸びると、カテーテルが外れつつあるサインです。
必要なもの
- 滅菌手袋
- メジャー(巻尺)
- 滅菌ガーゼ
- 医療用テープ
手順
手を石鹸と水で洗浄し、滅菌手袋を装着します。PICCライン挿入部位のドレッシングをやさしく取り外します。
外部チューブを握り、チューブの細い部分に刻まれた刻み目(1cm間隔)を確認します。
刻み目の数を数えて記録します。刻み目がない場合は、メジャーで外部チューブの長さを測定し、PICCライン留置時の基準値と比較します。
PICC部位を滅菌ガーゼで覆い、医療用テープで固定します。ドレッシングは毎日交換し、そのたびにチューブ長さを記録します。長さに変化があればすぐに医師に連絡し、チューブの移動が疑われます。
