注射器の空気除去手順

自宅で注射を行う際は、薬剤を安全に血管へ注入する方法を正しく理解しておくことが重要です。血管内には本来空気がなく、空気が混入すると心臓や循環系に深刻な影響を与える可能性があります。必ず医師や看護師に正しい自己注射の手順を確認してください。

空気を取り除く手順

  1. 注射器の先端を薬剤容器に差し込み、必要量より多めに吸い上げます。例えば、10 cc 注射する場合は12〜13 cc 吸い上げます。後で余分な液体と空気を除去すれば、正確な投与量が得られます。

  2. 注射器を垂直に持ち、先端を上に向けます。吸引により空気は上部に集まります。シリンジの側面を軽く叩いて、内部に残っている小さな気泡を先端まで上昇させます。

  3. プランジャーをゆっくり押し込み、大きな空気泡を抜きます。このとき薬剤が先端から少量噴出しますが、同時に空気も排出されます。薬剤が所定の投与量になるまで押し続けます。

  4. 再度シリンジ側面を叩き、残っている小さな気泡を先端へ集めます。プランジャーをゆっくりともう一度押し、気泡が完全に抜けるまで繰り返します。空気が残っている場合はこの手順を再度行います。

  5. 医師や看護師の指示に従い、正しい部位に自己注射を行います。

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