姿勢排液(ドレナージ)のやり方
姿勢排液(ポスチャル・ドレナージ)は、肺にたまった粘液を除去するための手技です。叩打(パーカッション)と組み合わせて行うことが多く、嚢胞性線維症や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患の患者さんに用いられます。肺の粘液が排出されやすくなることで呼吸が楽になり、感染症の予防や症状の軽減にもつながります。体位を取るのが困難な方や、医師の許可がない方は実施しないでください。必ず担当医に相談したうえで行いましょう。
必要なもの
- ベッドまたは床
- 枕(2〜3個)
手順
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うつ伏せの姿勢を取り、床またはベッドに横になります。腹部の下に2〜3枚の枕を置き、臀部が胸より高くなるようにします。小さめの枕で顔を支え、腕は顔の横に添えます。鼻からゆっくり吸い、口からゆっくり吐きます。この姿勢を5分間保ち、咳が必要な場合は座位に移って咳をしてください。
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仰向けに寝て、膝を曲げ、膝の下に2枚の枕を置きます。小さめの枕で頭を支え、腕は体側に置きます。鼻からゆっくり吸い、口からゆっくり吐きます。この姿勢を5分間保ち、咳が必要な場合は座位に移って咳をしてください。
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横向きに寝て、床またはベッドに横になります。臀部の下に2〜3枚の枕を置き、頭は小さめの枕で支えます。臀部が胸より高くなるようにし、鼻からゆっくり吸い、口からゆっくり吐きます。この姿勢を5分間保ち、咳が必要な場合は座位に移って咳をしてください。
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仰向けまたはうつ伏せの姿勢で、手のひらをくぼませて胸部(粘液がたまりやすい肋骨付近)を叩打します。空洞音がする程度の音が出るようにリズムよく、粘液が緩むまで叩きます。痛みを伴わない程度に行い、可能であれば他者に手伝ってもらいましょう。1回の叩打は3〜5分間続けます。
