CXRで肺結節を追跡する方法
胸部X線(CXR)で見つかる肺結節は、良性か悪性かがあります。良性結節は真菌感染や結核などの炎症性疾患が原因で、悪性結節は癌です。年齢が高く喫煙歴がある人は結節が悪性である可能性が高くなります。この区別は重要で、悪性の場合は早期治療が可能です。
追跡手順
以前の胸部X線写真を入手し、現在の画像と比較します。結節が新たに出現した、または以前の画像と比べて大きくなっている場合は、追加検査が必要です。
CTスキャンを実施し、結節の石灰化パターンを評価します。特定の石灰化パターンは、結節が悪性である可能性が高いことを示唆します。
CTスキャンで良性・悪性が判別できない場合は、PETスキャンを検討します。2000年9月号の『American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine』の研究によれば、PETスキャンは悪性結節を感度95%、特異度85%で判定できます。つまり、癌が存在すれば95%の確率で検出し、85%の確率で正しく診断します。ただし、15%は偽陽性で、実際は良性です。PETはすべての地域で利用できるわけではありません。
以上の検査結果に基づき、結節の経過観察(3か月ごとの胸部X線またはCT)を続けるか、組織診断を行うかを決定します。
必要に応じて、3か月ごとの画像検査を継続するか、ファイバースコープ気管支鏡検査や針生検で組織診断を実施します。
