筋肉内注射療法
治療効果
特定の薬剤は筋肉内に注射すると吸収速度が速くなるか遅くなるかが異なります。筋肉内注射は、他の投与法では期待される吸収速度が得られない場合に選択されます。抗生物質、ワクチン、避妊薬、エピネフリンなどが代表的です。
合併症
注射部位に発赤、疼痛、発疹、腫脹が生じることがあります。薬剤にアレルギーが疑われる場合は注射しないでください。血小板減少や凝固障害があると過度の出血が起こる可能性があります。発熱、アレルギー反応、止まらない出血、激しい痛みが続く場合は医師に相談してください。
手順
注射に必要なもの(シリンジ、薬剤、消毒用具)を事前に準備します。手は温かい石鹸水で洗浄し、注射部位を選びます。アルコール綿で部位を十分に消毒し、乾くまで待ちます。シリンジのキャップを外し、皮膚を2〜3インチ(約5〜8cm)つまんで針を皮下まで完全に刺入します。シリンジのプランジャーを引き、血液が混入していないか確認します。血が混入していれば針を抜き、再度同じ手順を行います。血液が混入していなければ、ゆっくりとプランジャーを押し下げて薬剤を注入します。注射後、再度アルコールで部位を消毒し、シリンジは適切に処分します。
痛みを最小限に抑える方法
薬剤は室温に戻してから使用し、シリンジ内の気泡を除去します。注射部位の筋肉をリラックスさせ、皮膚を素早く貫通し、針の方向を変えずに挿入・抜去します。使い捨て針は再利用しないでください。
