授乳中の母親への乳酸リンゲル液投与手順
必要なもの
- 乳酸リンゲル液
- 静脈注射セット(IVセット)
- 医師の指示書
- 患者(授乳中の母親)
投与前の準備
- 投与対象の確認:外傷、出血、やけど、腎不全など、体液・電解質欠乏が起こりやすい状態で使用されます。また、鎮痛剤や化学療法薬、長期抗生物質の投与にも利用されます。
- 溶液の確認:警告・注意事項、成分、濃度、投与量、使用方法を確認し、患者氏名と医師の指示と照合します。透明度や漏れがないかもチェックし、基準に合わないものは破棄します。
- 併用薬の確認:医師の指示通りに薬剤を加えるか確認し、溶液との相互作用や患者が既に服用している薬との相互作用がないか確認します。
- 軽度の副作用を把握:注射部位の軽い痛み、赤み、腫れが起こることがあります。これらが現れた際の対処法を事前に準備します。
- 重篤な副作用への備え:発熱、頭痛、著しい腫れ、呼吸困難などが現れた場合の緊急対応手順を確認しておきます。
投与手順
- 手指の消毒:十分に手を洗浄し、無菌手技を徹底します。
- 溶液のセットアップ:流量調整クランプを閉じた状態でIVセットを接続し、ピンを正しいポートに差し込み、しっかりねじ込んで漏れを防ぎます。
- バッグの吊り下げ:溶液バッグを指示通りに吊り、バッグから患者へスムーズに液体が流れるようにします。
- エア抜き:チューブ内の気泡をすべて除去し、液体が正常に流れることを確認してから次の作業に進みます。
- IVカテーテルへの接続:溶液が確実にカテーテルに接続され、血液が逆流しないことを確認します。
- 点滴開始と監視:指示された滴下速度で点滴を開始し、流量が適切か常に観察します。投与中は必要に応じて速度を調整します。
以上の手順と注意点を守ることで、授乳中の母親に対して安全かつ効果的に乳酸リンゲル液を投与できます。
