塞栓性脳卒中の兆候と症状
塞栓性脳卒中は、血栓や血球塊(塞栓)が体内、特に心臓で形成され、血流に乗って脳へ運ばれ、酸素を運ぶ血管に詰まることで起こります。血流が減少すると脳組織が酸欠状態となり、さまざまな症状が現れ、放置すれば永続的な脳損傷のリスクがあります。
麻痺・しびれ
- 腕、脚、顔の一側に重さや脱力感、しびれが現れます。口角が下がるなど、顔の一部が垂れ下がることもあります。
認知障害
- 突然の混乱や、他人の言葉が理解できなくなるなどの認知機能低下が起こります。
視覚障害
- 視覚を司る脳領域が影響を受けると、急に視力が低下します。多くは片目の視野がぼやける、または暗くなる程度です。
言語障害
- 言葉が出にくくなる(失語症)や、発音が不明瞭になることがあります。簡単な文を繰り返すことができなくなることも。
運動障害
- めまい、バランス感覚の喪失、協調運動の困難が現れます。腕を上げたまま片方の腕が自然に下がってしまうことがあります。
頭痛
- 突然の激しい頭痛が現れ、寝ている最中に目覚めることや、体位変換・咳で悪化することがあります。
