死亡後の壊死性筋膜炎は感染しますか?

壊死性筋膜炎とは

壊死性筋膜炎(flesh‑eating bacteria)は、細菌が皮下の結合組織(筋膜)に侵入し、急速に増殖して組織を破壊する稀な感染症です。致死率が高く、早期診断と治療が重要です。

主な症状

  • 創部が急に痛み、赤く腫れ、熱感を伴う。
  • 発熱、悪心、嘔吐、下痢などの全身症状が現れることがある。
  • 潰瘍や膿が出ることが多い。

死亡後に感染する可能性は?

死後に壊死性筋膜炎が感染性を持つ可能性は極めて低いですが、理論的には死亡した患者の開放創に触れた場合に細菌が皮膚に付着し、傷口から体内に侵入すれば感染のリスクがあります。

原因菌

主に溶連菌(Streptococcus pyogenes)が原因とされますが、他にもクロストリジウム属やバクテロイデス属など複数の細菌が関与することがあります。

罹患者数と死亡率

米国では年間約500〜1,000例が報告されており、感染者の約25%が死亡に至ります(MedicineNet)。

治療法

  • 即時の静脈内抗生物質投与。
  • 壊死組織の外科的除去や、感染した四肢の切断が必要になることがある。

感染症 - 関連記事