腸チフス感染の概要

概要

腸チフスはSalmonella typhiという細菌によって引き起こされます。主に衛生状態の悪い環境や、感染者の糞便で汚染された水を摂取することで感染します。

症状

腸チフスは3段階の症状が現れます。

  • 第1期:38.3〜40.0℃の高熱、頭痛、倦怠感、咽頭痛、腹痛、下痢または便秘、皮疹など。
  • 第2期:体重減少、腹部膨満、緑色の水様性下痢または重度の便秘、熱が続く。
  • 第3期:意識障害(錯乱)や「腸チフス状態」と呼ばれる、動かず反応しない状態。

潜伏期間

感染後1〜3週間で症状が出ると世界保健機関(WHO)は報告しています。

合併症・リスク

治療せずに放置すると腸穿孔など致命的な合併症を起こす恐れがあります。脊髄炎、髄膜炎、精神障害、膀胱・腎臓感染、心筋炎や膵炎なども報告されています(メイヨークリニック)。

治療と予防

一般的に、セフトリアキソンなどの抗生物質で治癒します。また、腸チフスワクチンが予防に有効です。

感染症 - 関連記事